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2008年2月28日 (木)

沼津の高嶋酒造訪問

Image61白隠正宗を醸す高嶋酒造は、当店のある伊豆からも割と近い所にある。社長はまだ20代後半の若き者であるが、個性ある考えと酒造りにたいするこだわりを感じる。

当店は「白隠正宗」の取り扱いがないが、現在静岡の東部地区の地酒の扱いがないので、数年前から検討していた。

高嶋酒造は、年間400から500石ほどの小さい蔵元で、一回の仕込みも1,000kgから1,300kgと小さい仕込だ。杜氏は(今期の造りから社長が杜氏となり初年度を迎えたそうだ!)「我が蔵は資金力もないから機械化できないし、手造りにこだわりがある」と言う。

酵母も一種類で本醸造から大吟醸までこなしている。これもこだわり「違う酵母を使用するとお互いが影響しあう、またNEW-5(静岡酵母の名前の一つ)が当蔵の酒造りにあっている」

また、H18BYより山廃造りも手がけ熟成にもこだわっている。やや酸を立たせたこの酒が地元の食文化にあった酒だと彼は確信している。試飲させてもらったが(帰ってからもゆっくり味あわせてもらった)、旨みのなかにわずかな甘みがあり、山廃の立った酸がいい感じ!なおぬる燗でいくと香りの広がりがでて最高に旨いと思う!

県内でも近年山廃造りをしている蔵が増えているが、北陸地域の山廃は個性が強い。杜氏は「北陸の山廃はあえてひねさせ、それが北陸の食材にあっていると思う。

静岡は静岡の食に合わせるための酒造りがあると思う。」・・・なるほど!

 また、静岡の酒米「誉富士」の純米も醸している。私自信「誉富士」の酒はやや渋みを感じると思っていたが、杜氏は「長期熟成に向いているのでは・・・でも試してない」と言う!

 高嶋酒造の酒造りの方向性を感じた!

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